就職活動に関する本を買うと、就職活動でのマナーについてどうすればよいか書いてありますよね?

でも、就職活動に関する本に書いてあるマナーの中には本当にそれがいいのかどうか疑問なものも多くあります。

もちろん、それらは形の上でのマナーとしては正しいのだと思います。

でも、実際の面接でそれが本当にいいかどうかはまた別問題です。

一部上場企業で数多くの面接を行ってきた私の視点で、実際の面接ではどうすればいいかを考えてみたいと思います。

就職活動で出す履歴書は手書きがマナー

就職活動で出す履歴書は手書きがマナーであると言われます。実際どうなのかは、会社によります。本当に履歴書が手書きである事を重視している会社があるのも事実です。

でも、私は、履歴書はMS Wordなどのソフトを使ってPCでつくったものでよいと考えています。もちろん募集要項に手書きという指定があるのであれば手書きで履歴書を出すべきですが、そうではないのであれば、PCで作成したもので十分です。

なぜなら、数多くの会社に履歴書を提出するのに、いちいち全て手書きで作成をしていたら、時間がもったいないからです。

履歴書が手書きかどうかよりも、もっと大事なのは履歴書に書いてある中身であると思います。そこに多くの時間を使うべきです。

履歴書が手書きでない事を理由に書類選考を不合格にする会社もあると聞いた事がありますが、自分が入社して活躍できる会社に巡り合うには、効率的に就職活動をして、多くの会社と接点を持つ必要があります。

PCで履歴書を作成した方が結果的に自分に合った会社に巡り合う確率は高まると思います。時間が節約できる分、応募数が増えるからです。

そう考えると、手書きの履歴書にあまり固執する必要はないように思います。

就職面接の最中にお茶は飲まずに最後に飲むのがマナー

これも就職活動のマナー本に堂々と書いてあってびっくりしたのですが、そもそも会社側がお茶を出す目的は、長い時間話をしなければいけない応募者への配慮です。

喉を潤してもらいながら話を聞きたいと思っているのに、就職活動のマナー本に書いてある通り面接が終わった後に一気にお茶を飲み干して帰る応募者が多くいます。

就職活動のマナー本には、話をしながらお茶を飲むのは失礼だし、出してもらったお茶を残すのは失礼だし、片付ける手間がかかるというように書かれています。

マナーとしては正しいのかもしれませんが、面接が終わった後に無理してお茶を飲む応募者の人たちを見て、マナーを重視してもらっている事は理解しつつも、何となく違和感を感じます。

本来の目的に沿って、面接中にお茶を飲んでもらって喉を潤しながらお互い話ができた方がお互いによいと思います。

面接管も、喉を潤す事なく話をしてもらうよりも、喉を潤しながら話をしてくれる事を望んでいます。

もちろんお茶を飲むタイミングには注意をしなければいけませんが、面接中にお茶を飲むのは決してだめな事ではないと思います。

就職面接で質問がありますかと聞かれたら、質問をするのがマナー

確かに、面接で質問がありますかと聞かれているのにありませんと答えたら、その会社に興味がないのだなと思われてしまいます。

そういった意味で、質問をしないよりはした方がよいのは確かです。

でも、「質問をしなければいけない」という事に固執して、ひねり出して変な質問をする応募者も少なくないので注意が必要です。

もちろん、これはマイナスでしかありません。

よくあるのが、面接官が説明した事に対して、再度質問の時間で同じ事を聞いてしまうというものです。

これは、面接官にしてみれば、自分の話を聞いていなかったのかなと思ってしまいます。もちろんさっき説明をしてくれた事を再度質問するのですから、印象がいい訳がありません。

聞き逃してしまったのであれば、お詫びとともに、聞き逃してしまったという事情も添えて質問をしましょう。

それから、面接官は会社の代表として面接に来ている訳ですから、面接官個人の事を根掘り葉掘り聞くのもよくありません。

あくまでもあなたが入社するのはその会社なのですから、その会社の事で興味のある事、疑問に思った事を質問すべきです。

マイナスに捉えられそうな質問は避けた方がいいかなと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、例えば残業がどのくらいあるかなどは、入社してからのミスマッチを避ける意味でも聞くのは全然問題ないと思います。

ただし、残業の例であれば、残業を全くしたくないと捉えられるような聞き方はマイナスになります。きちんと表現には気を付けて質問をする必要があります。

マナーとしては正しくても、それが実際の面接でそうするのがいいかどうかはまた別問題です。

実際に就職活動をするにあたっては、これも参考にしていただき、内定取得に向けて頑張っていただければと思います。

なかなか内定の決まらない方はこちらも参考になると思います。
就職が決まらないのはなぜ?